猫の“わがまま習慣”をやめさせて、おうち時間がもっとラクになるトイレ&爪とぎしつけ術

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    テーブル乗り・夜鳴き・爪音…全部スッキリ!大人女子のための猫しつけ実践ガイド

    猫におやつをあげる女性

    猫と暮らし始めてすぐにぶつかるのが「これって注意していいの?」「どうやって伝えればいいの?」というしつけの悩みですよね。

    私も一人暮らしで保護猫を迎えたとき、テーブルに乗る・トイレが間に合わない・夜にバリバリ爪を立てる…と小さな困りごとが一気に増えて、「かわいいけど生活は守りたい!」と本気で思いました。

    この記事では、私が実際にやってみてうまくいったことや、動物看護師さんに聞いたポイントを交えながら、怒り方・グッズの使い方・猫が安心できる環境づくりをまとめていきます。

    同じように「猫はかわいいけど家も心も荒らされたくない…!」と思っている方に届けたいです。最後まで読んでもらえたら、今日からちょっと楽になると思います。

    猫のしつけでいちばん大事なのは「伝え方」と「場所づくり」

    最初に知っておきたいのは、猫は人間の赤ちゃんみたいに「こうしてね」と言葉で理解できるわけではなく、行動と結果をセットで覚える生き物だということです。

    だからこそ、怒鳴るよりも「それはダメ」「こっちならOK」を分かりやすく示すほうが早いです。私も最初はつい「こらっ!」と大きな声を出してしまって、猫がベッドの下に隠れてしまったことがありました。

    そのとき獣医さんに言われたのが「猫は何に怒られたかじゃなくて“怖かった”だけを覚えるから、してほしい行動は覚えないよ」という一言。そこから一気にやり方を変えました。

    猫のしつけは「教える」より「環境を整える」

    猫がテーブルに乗る、トイレ以外でおしっこをする、爪とぎをする――これって全部、猫にとっては自然な行動です。なので「するな!」と止めるより「ここならしていいよ」と選択肢を用意してあげるほうがストレスが少なく、お互いに平和です。

    たとえば、爪とぎをソファでするならソファのすぐ横に縦型の爪とぎを置く、テーブルに乗るなら横にキャットタワーを置く、トイレが遠いなら部屋ごとに置く…などです。猫が楽に選べる場所にあるかどうかで成功率がぜんぜん違いました。

    困っている行動猫がやっている理由の例
    テーブルに乗る高いところが好き・視界を広くしたい・人の食べ物が気になる
    トイレが失敗するトイレが遠い・砂が気に入らない・においが強い・体調不良
    爪とぎをする爪のメンテナンス・縄張りの匂いつけ・ストレス発散

    こうして理由を言語化してみると、「ダメ!」と言うだけでは届かないのが分かりますよね。だからこそ、同じ行動でも“していい場所”を必ずセットで用意してあげましょう。

    やってはいけない叱り方

    猫に対して感情的に怒ると、一瞬はやめてもまた同じことを繰り返します。しかも人間を怖がるようになってしまって、呼んでも来ない・近づくと逃げる…という寂しい関係になることも。NGになりやすいのは次のようなものです。

    • 名前を怒鳴る
    • 顔の近くで手を叩く
    • 物を投げる・ぶつける
    • 長時間ケージに閉じ込める

    これらは「あなたが怖い」という記憶だけを残し、行動の改善にはつながりません。私も一度、朝方に走り回るのを止めたくて長めにケージに入れてしまったのですが、その後しばらくケージを見るだけで固まるようになってしまい、“安心できる場所”じゃなくしてしまったな…と反省しました。

    ケージはあくまで安全地帯にしておくと、災害時や体調不良のときにも役立ちます。

    合図・エアー缶・ケージは「一貫性」がカギ

    猫がやってほしくないことをした瞬間に、毎回同じ合図を出すと学習が早いです。私の家では「チチッ」と舌打ち風の音を出す→やめなかったら短くエアー缶をプシュッと鳴らす→それでもだめならケージでクールダウン、という順番にしました。

    ポイントは、やめたらすぐにほめることと、時間をあけずに対処することです。1分後に怒られても猫はつながりません。エアー缶は直接吹きかけず、足元や壁にサッと当てるだけで十分ですし、ケージも5〜10分と短めに。一貫して同じ手順を積み重ねると、1〜2週間くらいで「これをすると音がするからやめようかな」と考えてくれるようになります。

    私が一番感じたのは「怒るためのしつけ」じゃなくて「一緒に暮らしやすくするためのしつけ」にすると、気持ちがすごく楽になるということ。猫を敵に回すんじゃなくて、味方にしながら進めていきましょう。


    トイレができないときの見直しポイントと成功までの流れ

    いちばん相談が多いのがトイレ問題かもしれません。私の猫も最初の3日間はベッドの端っこでしてしまって、シーツを何度も洗いました…。でも原因をたどっていくと「猫から見て使いにくかっただけ」だったので、場所と砂と数を変えたらすぐ落ち着きました。ここでは失敗のときにチェックする順番をまとめます。

    失敗したらまず原因を探す

    猫がわざと粗相をすることはほとんどありません。なので叱る前に、次のようなことがなかったか思い出してみてください。

    • トイレがいつもより汚れていた
    • 猫砂を急に変えた
    • 来客がいて落ち着けなかった
    • 多頭飼いで他の子がトイレをふさいでいた
    • 寒くてトイレまで行きたくなかった

    この中に心当たりがある場合は、環境を戻してあげるだけで改善することが多いです。特に冬場の一人暮らしの部屋だと、トイレが置いてある脱衣所だけ極端に寒いことも。そういうときはリビングに一つ置き直すと成功率がぐっと上がります。

    トイレの失敗シーン考えられる対策
    ベッドやソファでするトイレが遠いので近くにもう1つ/ふかふか素材を片付ける
    入口の前でしてしまうトイレの段差が高い・ドアやふたが怖いのでオープンタイプにする
    少量をあちこちにするストレス・膀胱炎の可能性もあるので受診を検討

    トイレ環境を猫目線で整える

    トイレの数は「頭数+1」が基本と言われます。1匹でも2つあると、片方が汚れていてももう片方を使えるので安心感が違います。砂は今までと質感が近いものを選ぶのが鉄則です。保護猫の場合、保護団体さんが使っていた砂を聞いておくとスムーズです。におい付きや固まりにくい砂は、慣れるまでは避けたほうがいいこともあります。

    それから場所。人通りが多すぎる・洗濯機の音が大きい・玄関で外の音が響く…などの場所は、私たちでも落ち着かないですよね。壁際や部屋の角など、背中が守られていると安心して長く入ってくれます。

    誘導とほめ方で「ここでするといいことがある」と覚えさせる

    失敗が続くときは、してほしいタイミングでトイレの中に入れてあげるのも有効です。ごはんのあと・起きた直後・たくさん遊んだあとなどは排泄しやすいので、そのタイミングでそっとトイレに連れて行きます。すぐに出てしまっても怒らず、「ここがトイレだよ」と静かに声をかけるだけでOK。もしそこで排泄できたら、すぐにおやつを1粒あげてたくさんなでる、名前をやさしく呼ぶなどして、いい記憶に結びつけます。猫はほめられるとわかるの?と思うかもしれませんが、声のトーンやそのあとのスキンシップでちゃんと伝わります。

    私の家でも、夜中にベッドでしてしまった日が続いたときに、寝室のドアをいったん閉めてリビングのトイレに必ず行くように誘導しました。最初の2日は少し鳴きましたが、3日目には自分からトコトコとリビングに向かうようになり、そのあとは失敗ゼロ。「できたときに全力でほめる」「失敗した場所は念入りに消臭してにおいを残さない」という2つを丁寧にやるとすごく早かったです。読んでいるあなたのおうちの子も、たぶん“したくてしてる”んじゃなくて“そうなっちゃっただけ”なので、焦らずに一つずつ条件を整えてあげてみてくださいね。

    なお、トイレ以外での排泄が急に始まったり、少量を何度もする・血が混じるなどの様子があれば、しつけではなく体調のサインのこともあります。「性格の問題かな」と思い込まずに、一度だけでも病院で診てもらうと安心です。原因がわかれば対策もしやすくなりますし、私も膀胱炎と言われたときは「怒らなくてよかった…」と心から思いました。


    爪音・爪とぎ・テーブルのぼりをやさしくストップするコツ

    爪をがりがりする猫

    静かな時間に「カツカツカツ…」と床を歩く音が続くと、集合住宅だと特に気になりますよね。さらにソファでバリバリ、ダイニングテーブルにぴょんっ…とされると「かわいいけど今はやめて〜!」の連続です。ここでは、私が実際にやって効果があった“音と場所のコントロール”をまとめます。

    爪音を減らすには爪ケア+歩く場所の工夫

    まずできるのは爪を適度に切ることです。猫の爪は先がとがると床に当たる面が増えて、歩いたときにカツカツ音が出やすくなります。2〜3週間に1回のペースで、先の透明な部分だけをパチンと切ってあげるとかなり静かになります。一人で切るのが不安な場合は、動物病院やサロンで爪切りだけお願いしても数分で終わります。あとは、よく歩くルートにラグやコルクマットを敷くのもおすすめです。うちの猫は夜に走り回るタイプなので、廊下にだけ長いマットを敷いたら音のストレスがほぼゼロになりました。

    ポイントは次の3つです。

    • 爪を伸ばしっぱなしにしない
    • 足音が響く場所に柔らかい素材を敷く
    • 夜の大運動会の前に少し遊んで疲れさせる

    特に最後の「遊んで疲れさせる」は侮れなくて、寝る1時間前に15分だけじゃらしで全力で遊ぶと、夜中に走る回数が本当に減ります。

    爪とぎは“ここが一番気持ちいい”場所をつくる

    爪とぎをしてほしくない場所があるときほど、そこから近い位置に魅力的な爪とぎを置きます。麻縄・ダンボール・布タイプなど、猫にも好みがあるので2〜3種類は試してみてください。縦が好きな子もいれば、床に置くタイプが落ち着く子もいます。私は最初におしゃれな爪とぎを買ったのですが全然使ってくれず、結局ダンボール製のシンプルなものに替えたらそこばかりでとぐようになりました。

    家具を守りたいときは、爪とぎ防止シートを貼る・マルチカバーで覆うなどして“ここはやりにくい”感を出します。同時に、正しい場所でとげたらすぐ「いいね〜!」と声をかけてなでる。これの繰り返しで定着していきます。

    テーブル・キッチンに乗るのをやめさせるには

    乗ってほしくない場所は、乗った瞬間に反応するのが鉄則です。時間がたってから下ろしても“なぜ下ろされたのか”が分かりません。私はテーブルに前足をかけたときにだけ「チチッ」と合図を出し、すぐにキャットタワーの上に乗せるようにしました。高い場所に行きたい欲求は満たされるので、テーブルへの執着が減っていきます。それでもしつこく乗るときは、テーブルの端だけに猫が嫌がるアルミホイルや滑りやすいマットを一時的に敷くのも手です。

    重要なのは、家族や同居人がいる場合も全員が同じ対応をすること。誰か1人でも「今日はいいか」と許してしまうと、猫は“ここは乗ってもいい日がある”と覚えてしまいます。

    私の暮らしでいちばん効果があったのは、「やめて!」より「こっちならいいよ」を必ずセットにすることでした。テーブルに乗ったらキャットタワー、ソファでといだら爪とぎ、床で暴れたらマットの上で遊ぶ。こうしてルールをシンプルにしておくと、私も迷わないし猫も迷いません。読んでいるあなたも、まず一つの行動だけでもルール化してみませんか?今日からできる小さな工夫で、騒音も家具のダメージもぐっと減らせます。

    もし集合住宅で下の階が気になるときは、玄関・窓際などよくジャンプする地点だけでも厚めのジョイントマットを重ねておくと安心です。音が響きにくくなるので、私もご近所さんからの「夜中どうしても音が…」という連絡が完全になくなりました。猫の行動をゼロにするのではなく、音が出ても迷惑にならない形に変えていくのが、無理のないしつけだと感じています。


    猫のしつけって、完璧を目指そうとすると途中で心が折れそうになりますよね。私も最初は「ちゃんとしつけられない私はダメなのかな」と落ち込みましたが、今は“伝わったことからできればいいや”くらいの気持ちでやっています。そうしたら、ある日テーブルにおやつを置きっぱなしにしていたのに猫が見ているだけで乗らなかったんです。あのときは「分かってくれたんだ…!」とちょっと泣きそうになりました。時間をかけて積み重ねたことって、ちゃんと猫にも伝わります。

    今日書いたことを全部一気にやらなくてもいいので、まずはトイレの位置を増やす・爪とぎを1本買い足す・合図の音を決める…そんな小さな一歩から始めてみてください。あなたと猫の生活が今より少しだけラクになって、もっと「かわいいね〜」と言える時間が増えますように。そして何より、あなたがイライラしすぎないことが一番の近道です。人の機嫌ってぜったいに伝わりますし、猫も安心できる空気のほうが学びやすいです。

    困ったときはこの記事を思い出して、「環境を整える」「すぐに合図する」「できたらほめる」の3つだけでも続けてみてくださいね。これから一緒に過ごす長い時間の中で、しつけも思い出の一つになりますように。

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