いない歴が長いほど恋が難しくなる私たちへ。心のクセに気づくと出会いが変わる瞬間

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    恋愛ブランクの私が気づいた“理想が高くなる理由”と心が軽くなる出会いのヒント

    カップル

    恋愛からしばらく離れていると、「このまま一生ひとりなんじゃ…?」って、ふと不安になる夜ってありませんか。私も、気づけば“いない歴”がすっかり長くなっていて、周りのカップルや夫婦を見ながら「私は何をしてるんだろう」とモヤモヤしていた時期がありました。

    しかも不思議なことに、恋愛から遠ざかるほど、なぜか相手に求める理想は高くなっていくんですよね。「清潔感があって」「浮気しなくて」「仕事もちゃんとしてて」「価値観も合って」…頭の中のチェックリストだけは増えていくのに、ときめきのハードルはどんどん上がる一方。

    この記事では、彼氏・彼女がしばらくいないまま大人になった私が感じてきたことや、そこから少しずつ抜け出そうとしている“途中経過レポート”を、正直にシェアします。同じように「恋愛ブランク長めです」という方に、少しでも安心材料やヒントになったらうれしいです。

    恋愛ブランクが長いと起こること

    ときめき感度がじわじわ下がっていく

    「いい人紹介しようか?」と言われて実際に会ってみたけれど、帰り道に残った感情が「うーん、悪くはないけど…」で終わったことってありませんか。昔なら少しの優しさや共通点だけでもドキッとしていたのに、今はなぜか心が動きにくい。私はこれを勝手に「ときめき感度の低下」と呼んでいます。

    恋愛ブランクが長くなると、日常の中でドキドキする瞬間そのものが減っていきます。仕事でいっぱいいっぱいになって、休日は疲れて寝て終わり。心が揺れる出来事よりも「安定」「安心」「いつもの日常」を優先するモードに切り替わっていることも多いです。

    • 新しい人と会うより、いつものメンバーで飲みに行くほうが楽
    • 連絡がマメな人より、自分のペースを乱さない人を選びがち
    • ドキドキより、波風立たない穏やかさを求めてしまう

    どれも悪いことではないのですが、「恋愛」と考えると、ほんの少しの違和感や不安材料だけで候補から外してしまいがちになります。ときめきのアンテナが鈍っているのに、判断だけはシビアになっていく。これが、恋愛ブランクあるあるのひとつだと感じています。

    私も久しぶりのデートでは、「手をつながれたらどうしよう」「どんな会話をしたら正解なんだろう」と頭の中がフル回転してしまい、目の前の相手を楽しむ余裕がありませんでした。相手のことを見ているようで、実はずっと“自分の失敗”ばかりを監視していたんですよね。そりゃあ、ときめく余白なんて残らないはずです。

    理想ばかりが更新されていく心のクセ

    恋愛をしていない期間が長くなると、現実の人と向き合う時間が減る一方で、頭の中で理想を組み立てる時間はどんどん増えていきます。ドラマや漫画、友達ののろけ話、SNSの幸せそうな投稿…。そこから拾い集めた「いいな」を全部盛りにした“理想の相手像”が、少しずつ自分の基準になってしまうんです。

    でも、現実の人間はそんなに都合よくできていません。理想像が精密になるほど、「この人も違う」「あの人も違う」と、減点方式で人を見てしまうクセが強くなってしまいます。

    ここで一度、私が頭の中で作り上げていた“理想スペック”と、実際に出会う現実の人とのギャップを表にしてみます。

    頭の中のイメージ現実に出会う人たちの姿
    仕事ほどよく忙しく安定収入忙しすぎて連絡が不定期 / 仕事迷走中
    性格優しいけれど芯がある優しいけど優柔不断 / 仕事優先で素っ気ない
    恋愛観一途で私を大切にしてくれる元カノと連絡が続いていたり、距離感がマイペース
    ライフスタイルお酒も程々で健康的深夜まで飲み歩く日もある / 休日はずっと家にいる

    こうして並べてみると、現実の人が劣っているというより、私の理想が「都合のいいストーリーになりすぎていた」のだと気づかされます。

    自己肯定感が下がるほど、恋愛のハードルは上がる

    自己肯定感が下がっているとき、人は無意識に「傷つかないための防御壁」を作ろうとします。そのひとつが、「理想を高くしておくこと」。理想を上げておけば、「この人たちは条件が合わなかっただけ」と、自分が選ばれなかった事実から目をそらしやすくなるからです。

    私も、自己肯定感が低い時期は、合コンやマッチングアプリで出会う人を、どこか上から目線で選別していました。「この人、年収はいいけど、趣味が合わないかも」「見た目はタイプだけど、連絡頻度が微妙かも」と、会う前から減点ポイントを探すクセがついていたんです。

    でも本当は、相手の粗探しをしていたのではなく、「選ばれなかったときに傷つきたくない自分」を守っていただけ。そう気づいたとき、私は初めて“いない歴の長さ”と“理想の高さ”が、心の中で密かにつながっていたことを自覚しました。

    理想が高くなりすぎるメカニズムをのぞいてみる

    浜辺の二人

    「条件の足し算恋愛」になっていない?

    いない歴が長いと、「次に付き合う人とは幸せになりたい」「もう失敗したくない」という気持ちが強くなりますよね。その分、「この条件も欲しい」「あれも大事」と、少しずつチェック項目を増やしてしまいがちです。

    気づけば、恋愛というより“条件の足し算”になっていることはありませんか?

    • 年収は〇〇以上がいい
    • 家事を分担してくれる人がいい
    • 見た目もある程度タイプがいい
    • 連絡の頻度も価値観もぴったり合っていてほしい

    一つひとつは大事な希望なのに、全部を同じ重さで「絶対条件」にしてしまうと、当てはまる人はどんどん減っていきます。しかも、条件が増えるほど「この人はここが足りないから違うかな」と、ゆっくり知る前にジャッジしてしまいがちです。

    私も一時期、頭の中に「理想の彼リスト」を作っていました。連絡頻度、仕事への姿勢、休日の過ごし方、将来の価値観…。びっしり書き出してみたら、自分でも「これはさすがに盛りすぎでは…?」と苦笑いしました。そのリストを握りしめるほど、現実にいる“ふつうに優しい人”が目に入らなくなっていた気がします。

    過去の恋愛と空想の恋愛が混ざり合う

    理想が膨らむ背景には、「過去の恋愛」と「空想の恋愛」がごちゃ混ざになっていることも多いです。元カレの良かった部分だけを切り取って保存しておいたり、ドラマの主人公みたいな恋愛シーンに憧れたり。それらが頭の中でミックスされて、「次に付き合うなら、こういう人がいい」というイメージが強く固まっていきます。

    私の場合、昔付き合っていた人がとてもマメで、記念日やちょっとした変化にもすぐ気づいてくれるタイプでした。その思い出だけがキラキラ補正されて残っていて、「あのときみたいに大切にされたい」という気持ちが、いつの間にか“マメじゃない人=論外”という基準にすり替わっていたんです。

    でも、冷静に振り返ると、その元カレとは価値観のすれ違いも多くて、結果的には別れを選んでいます。「マメさ」は私にとって大切な要素のひとつだけれど、それだけあれば幸せになれるわけではないということ。

    • 過去の恋愛の“良かったところ”だけを保存してしまう
    • 別れた理由やうまくいかなかった部分を忘れがち
    • フィクションの恋愛と現実を、無意識に同じ土俵で比べてしまう

    こんな状態で誰かと出会うと、目の前の人を「過去+空想」の合格ラインに照らし合わせてしまいます。

    「チェックリスト恋愛」がしんどくなる瞬間

    さらに厄介なのが、理想の条件が“チェックリスト化”してしまうこと。頭の中で無意識に、こんな表をつくっていませんか?

    項目理想出会った人A
    仕事安定していて前向き安定はしているけれど、やや愚痴多め
    性格優しくて器が大きい優しいけれど心配性でネガティブな一面も
    距離感ほどよく連絡くれる連絡はやや不定期、会うときはすごく親身
    将来観結婚を前向きに考えているまだ具体的には考えていない

    出会ったばかりの相手を「理想とのズレ」で採点していると、だんだん恋愛そのものが疲れる作業になってしまいます。

    私も、チェックリスト恋愛をしていた頃は、デートから帰るたびに友達に「ここは良かったけど、ここが微妙で…」と、まるで面接官みたいに感想を並べていました。でも、そうやって減点を重ねていく一方で、相手から見た私はどう映っていたんだろう、とある日ふと怖くなったんです。

    「私もきっと、“理想通りじゃないから保留”って思われてるかもしれない」。そう考えた瞬間、チェックリストで人を見てしまうことが、自分の首をしめているように感じました。そこから少しずつ、「条件」よりも「一緒にいて落ち着くか」「会ったあとの自分が好きかどうか」を意識してみよう、と考え方を変えはじめています。

    理想高めな私たちがスパイラルから抜け出すには

    カップル

    「理想の棚おろし」で“絶対条件”を減らす

    いない歴が長くなるほど理想が高くなるのは、ある意味「自分を守るための仕組み」でもあります。でも、その仕組みが強くなりすぎると、今度は自分の可能性をぎゅっと狭めてしまう。だからこそまずは、頭の中の理想を一度紙に書き出して「棚おろし」してみるのがおすすめです。

    紙に書き出したら、こんなふうに分けてみます。

    • どうしてもゆずれない“絶対条件”
    • あったらうれしい“希望条件”
    • 実はなくても困らない“見栄条件”

    やってみると、「これ、世間的に良さそうだから入れてただけかも」「友達の彼氏と比べて、つい欲しくなっただけかも」と気づく項目がけっこう出てきます。私の場合は「身長」と「職業名」がまさにそれでした。毎日の暮らしの心地よさとはあまり関係ないのに、「人に紹介するときにちょっと自慢できそう」という理由だけで、無意識のチェック項目に入っていたんです。

    自分の中の“見栄条件”をそっと横に置いてみると、本当に大事にしたいことが少しずつ見えてきます。たとえば、

    • 私の話をちゃんと最後まで聞いてくれるか
    • 怒り方や謝り方が、自分の感覚と大きくズレていないか
    • 一緒にいるときの自分を、ちょっと好きでいられるか

    こういう基準は、プロフィールではなく「一緒に過ごしてみないとわからない部分」ですよね。条件の足し算から、「一緒に過ごしたときの感覚」に意識を移していくこと。それが、理想の高さを少しやわらげる最初の一歩だと感じています。

    小さなときめきを“筋トレ”みたいに増やしていく

    いきなり大恋愛を目指そうとすると、どうしてもハードルが高く感じてしまいます。そこで私が意識しているのは、「恋愛以外の場面でも、ときめき感度を上げておく」という小さな習慣です。

    • いつもより少しおしゃれしてカフェに行く
    • 気になっていた趣味の体験レッスンにひとりで参加してみる
    • 通勤ルートを変えて、新しいお店や景色を見つけてみる

    こういう些細なチャレンジでも、「ちょっとドキドキした」「意外と楽しかった」という感覚を積み重ねていくと、心のアンテナ全体がやわらかくなっていく気がします。

    「今の自分のまま会ってみる」を許可してあげる

    最後に大事だなと思うのは、「もっと完璧になってから恋愛しよう」と思い続けるループから、どこかで降りてみることです。ダイエットが成功してから、仕事が落ち着いてから、自分磨きが仕上がってから…。そうやって“いつかの完璧な自分”を待っているうちに、時間だけがどんどん過ぎてしまいます。

    私も、「今の自分じゃ好きになってもらえないかも」と不安で、約束の前日にキャンセルしたことがあります。相手は優しく受け止めてくれましたが、電話を切ったあと、「断られたのは私じゃなくて、“会う前の段階”だったのに、自分でチャンスを消しちゃったんだ」と気づいて、ひとりでこっそり泣きました。

    あのときから、「今の自分のまま会ってみる練習」を少しずつ始めています。たとえば、

    • 盛れすぎない、いつもの自分に近い服やメイクで行ってみる
    • 最初から“いい彼女像”を演じるより、自分のペースを大事にする
    • 「緊張してます」と素直に言ってみる

    完璧じゃなくていいし、うまく話せなくても大丈夫。「それでも会ってみたい」と思ってくれる人とだけ、ご縁がつながればいいや、くらいにハードルを下げてみる。そう考えるようになってから、出会いの場に向かうときのしんどさが、少しだけ軽くなりました。

    もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも、「もっとちゃんとできる自分になってから恋愛したい」と思っているかもしれません。でもきっと、今のあなただからこそ惹かれる人も、どこかで同じように不安と戦いながら毎日を過ごしているはず。お互いの“いない歴”を笑い合える日がきたらいいな、と私も願いながら、自分なりのペースで一歩ずつ進んでいます。

    おわりに ― いない歴は、ダメな歴じゃない

    恋愛ブランクが長いほど理想が高くなって、ときめき感度は下がっていく——。書きながら改めて、「これって私だけじゃなくて、同世代あるあるなんじゃないかな」と感じました。仕事も、自分の生活も、それなりに整ってきたからこそ、「せっかくなら失敗したくない」という気持ちが強くなるのは、むしろ自然なことだと思います。

    でも同時に、理想でガチガチに固めたチェックリストの裏側には、「今の自分のままじゃ愛されないかもしれない」という静かな不安が隠れていることも多いはず。いない歴が長い自分を責めるより、「それだけ慎重で、大事にしたい気持ちが強いんだ」と受け止めてあげるところから、少しずつ抜け出しが始まるのかな、と今は感じています。

    私自身、まだ“恋愛離れスパイラル”を完全に抜け出せたわけではありません。それでも、理想の棚おろしをして見栄条件を減らしたり、日常の中で小さなときめきを増やしたり、「今の自分のまま会ってみる」練習を重ねたりすることで、ほんの少しずつ心がほぐれてきた実感があります。

    先日、友達と恋バナをしているとき、「いない歴が長いって、それだけ自分の時間を大事にしてきた証拠でもあるよね」と言われて、なんだか泣きそうになりました。その言葉をきっかけに、「私のこれまでの時間も、ちゃんと意味があったんだ」と思えるようになったからです。

    もし今、「理想が高いせいで恋愛できないのかな」とひとりで悩んでいるなら、今日の記事のどこか一行でも、心に残るものがあったらうれしいです。そしていつか、お互いのいない歴を笑い話に変えられる日がきますように。そんな未来を勝手に想像しながら、私もあなたと同じように、ゆっくりと自分のペースで進んでいきます。

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