一人で生きていけるのに、誰かと並びたくなる夜がある理由を正直に書いた話

いつからだろう、一人で何でもできることが「強さ」みたいに扱われるようになったのは。私は一人でご飯に行けます。ホテルも予約できるし、旅行だって組み立てられます。生活も仕事も、ちゃんと回っています。むしろ、回し方を知ってしまったからこそ、止まるのが怖い日もあります。
なのに、誰かと笑い合った夜のあと、部屋の電気をつけた瞬間にふっと訪れる静けさが、少しだけ胸に残るんです。「今日も私、ちゃんと頑張ったのに」って。平気な顔はできる。でも、好きで一人に戻ってるわけじゃない。
この記事では、その“言葉にしにくい寂しさ”を、同じ世代のあなたと一緒にほどいていきます。読み終わるころ、今日の夜がほんの少しだけやさしくなりますように。
1. 「一人で平気」になれたのは、私が弱くないから(でも強がりでもある)
1-1. 一人で動ける女性は、実はものすごく努力してきた
「一人で平気」って、最初から身についてたわけじゃありません。私も20代前半は、飲み会の帰り道がやたら長く感じたり、休日の予定が空くと不安になったりしていました。でも、仕事が忙しくなると、誰かの都合を待っていたら何も進まない。だから少しずつ「自分で決めて、自分で動く」練習をしてきたんです。
たとえば、初めて一人で入ったちょっと背伸びのレストラン。メニューを見ながら「これ頼んで浮かないかな」と心の中で小さく焦って、店員さんが来るまでの数秒がやけに長かった。だけど食べ終えたあと、窓に映った自分が少しだけ誇らしく見えて、「私、ちゃんと大人になってる」って思えたんですよね。
一人行動ができるようになると、得られるものも増えます。私はブログを仕事にしてきたので、時間の使い方が収入にも直結します。誰かに合わせるだけの毎日から、自分のペースで挑戦できる日々へ。その変化は確かに人生を前に進めてくれました。
一人で平気になってよかったこと
- 予定の主導権が自分にあるので、行動が早い
- 自分の「好き/嫌い」を言語化しやすくなる
- 心が荒れても立て直す手段が増える
- 恋愛に依存しにくくなる(=相手を尊重できる)
1-2. 平気でいられる日の裏側にある、静かな疲れ
「平気」と言いながら、実は心が削れているときがあります。仕事がうまくいかない日、上司に言い返せなかった日、婚活で会った人と噛み合わなかった日。そういう日ほど私は、帰り道にコンビニでアイスを買って、部屋で一人反省会を開きがちです。
人に弱音を吐くのが苦手で、「相手に気を使わせたくない」って思う癖があるんですよね。だから、気づけば“なんでも自分で抱えるモード”に入ってしまう。平気でいられることと、平気でいたいことって、似てるようで違うのに。
私が最近意識しているのは、次の3つです。
| 平気に見える行動 | 実は疲れているサイン | そっとできる対処 |
|---|---|---|
| 「大丈夫」と即答する | 本音を考える前に反射で返してる | 返事を1呼吸遅らせる |
| 予定を埋めまくる | 静けさが怖くて逃げてる | “空白の予定”を入れる |
| 何でも一人で決める | 相談=迷惑だと思い込む | 相談を「共有」と呼ぶ |
1-3. 「自立してるからこそ、誰かと並びたい」って矛盾じゃない
自立してる女性ほど恋愛に慎重になりがちです。「一人で困らない」から、雑な扱いをされる恋愛を選ぶ理由がない。逆に言えば、選べるからこそ迷う。私はこの感覚、すごくリアルだと思います。
私のエピソードを一つ。友達の結婚式の帰り、駅まで一緒に歩いた新郎新婦が、信号待ちでふっと笑い合っていたんです。特別なことはしてない。なのに、その瞬間だけ世界がやわらかく見えました。家に帰って一人でメイクを落としているとき、その場面が何度も浮かんで、「私も、こんなふうに日常を分け合いたい」って思ってしまった。
自立は、孤独の証明じゃない。自立は、よりよい関係を選べる土台です。だから私は、「一人で平気」な自分を大事にしたまま、「一人は好きじゃない」気持ちも大事にしていきたいんです。
私は“自立=恋愛いらない”という空気に、少しだけ反発しています。自立は「いらない」じゃなくて「選べる」状態だと思うからです。選べる私が、あえて誰かを選ぶなら、それは妥協ではなく意思。自分の人生を自分で決めるって、恋愛でも同じです。だから「寂しい」と思った自分を責めずに、その感情を“次の一歩の燃料”にしていい。私はそう信じています。
2. 誰かと笑った夜のあとに来る静けさ——その正体をちゃんと見つめる

2-1. 寂しさは「不足」じゃなくて「余白」かもしれない
寂しさって、悪いものだと思われがちです。「寂しい=メンタル弱い」みたいな。だけど私は、寂しさは“心の余白”だと思っています。余白があるから、誰かの言葉が染みるし、誰かの優しさを受け取れる。
一方で、余白が大きすぎると、風が吹き抜けて寒い。だから私たちは、その余白に何を置くかを選ぶ必要があるんですよね。恋愛も、その一つ。友達との時間、趣味、仕事、家族。全部が余白を埋める材料になります。
ここで一度、私が感じる「静けさの正体」を整理してみます。
- 物理的な静けさ:部屋が静か、音がない
- 感情の静けさ:会話の余韻が消えた瞬間の寂しさ
- 未来の静けさ:「この先もずっと一人?」という不安
- 自尊心の静けさ:「私って選ばれるのかな」という揺れ
同じ“寂しい”でも、種類が違うんですよね。私はこれを分けて考えるようになってから、急に自分を責めなくなりました。あなたの「寂しい」は、どれに近いですか?
2-2. 婚活がうまくいかない夜ほど、静けさは大きくなる
婚活って、不思議です。会う前は緊張して、会ってる最中は気を張って、帰り道で反省会が始まる。で、家に着いた瞬間にどっと疲れる。私はこの流れを何回も経験してきました。
「今日の私、ちゃんと笑えてたかな」
「変に重く思われてないかな」
「次、誘われるかな」
頭の中がざわざわして、寝る前にスマホを触ってしまう。すると余計に比較して落ち込む。もうね、30代の夜って、油断するとすぐ“心の沼”が出現します。

私の失敗談も書きます。以前、いい感じだと思っていた人から、急に連絡が途切れたことがありました。理由はわからない。だから余計に考えてしまう。寝る前の暗い部屋で、スマホの通知が来ないのを見つめる時間が、こんなに長いものかと驚きました。「一人で平気」なはずの私が、こんなにも揺れるんだって。
その夜、私はノートに正直な気持ちを書きました。「悲しい」「悔しい」「期待してた」「でも私の価値が下がったわけじゃない」。書き終えたとき、少しだけ呼吸が楽になったんです。誰かの言葉じゃなくても、自分の言葉で自分を抱きしめられる日もあります。
2-3. 静けさに飲まれないための、現実的なコツ(メリット・デメリット付き)
寂しさをゼロにする方法はありません。だけど、飲まれにくくする工夫はできます。私が実際に試して、続けやすかったものをまとめます。
| コツ | メリット | デメリット/注意点 |
|---|---|---|
| 夜の「一人反省会」を10分で切り上げる | 眠りの質が上がる | タイマーがないと延長しがち |
| 予定を“詰めすぎない” | 心の回復が早い | 暇が怖い人には最初きつい |
| 連絡が来ない日はスマホを遠ざける | 比較が減る | 仕事の連絡がある人は要調整 |
| “会えた自分”を褒める | 自尊心が守られる | 慣れるまで照れくさい |
ポイントは、完璧を目指さないことです。私は「できた日だけでOK」というルールにしたら、続きました。もし今夜、静けさが大きいなら、上の中から一つだけ選んでみませんか。
私は、婚活のしんどさって「断られること」より「理由がわからないこと」だと思っています。理由がわからないと、自分を責める方向に脳が暴走しやすい。でも、相手の沈黙は相手の都合であって、あなたの価値とは別物。ここを切り分けられるようになると、静けさは“敵”じゃなく“休憩時間”になります。休憩できる人は、また前に進めます。
3. 一人も大事、二人はもっと素敵——私が「並ぶ恋」を選ぶためにやっていること


3-1. 「選ばれる私」じゃなく「選ぶ私」に戻る
恋愛って、気づくと主語が「相手」になりませんか。「誘ってくれるかな」「好きって言ってくれるかな」。でも自立してきた私たちが取り戻したいのは、「私はどうしたい?」の主語です。
私は婚活で、相手に合わせすぎて疲れた時期がありました。相手が好きそうな服、相手が楽しめそうな話題、相手が嫌がらなそうな距離感。気づいたら、私が透明になっていたんです。帰り道に「今日の私は誰だったんだろう」って思ったこと、ありませんか。
そこから私は、次の3つを意識しています。
- 価値観チェックは“早めに”する(後回しにしない)
- 無理して盛り上げない(沈黙を悪にしない)
- 連絡頻度は「我慢」ではなく「相談」で決める
こうすると、合わない人とは自然に離れるし、合う人とはちゃんと近づけます。遠回りに見えて、実は一番早いです。私も最初は「ワガママと思われたらどうしよう」と怖かったです。でも、素直に言えた日は不思議と心が軽くて、次の約束も自然に楽しめました、ほんの少し。
3-2. 30代の恋は「安心」と「ときめき」の両立が現実的
20代の恋は、ときめきだけで走れた。30代の恋は、生活がある。ここ、キレイごと抜きで大事です。みんな、恋愛に夢だけを求めていない。安心と現実も欲しいんです。
私が思う安心は、こんな要素です。
- 言葉が乱暴じゃない
- 予定やお金の感覚が極端じゃない
- 嫌なことを話し合える
- 体調や仕事を尊重してくれる
- こちらの人生を小さくしない
ときめきは派手じゃなくていい。帰り道に「今日、ちょっと楽しかったな」って思える程度で十分です。むしろ、安心の土台があるから、ときめきが長持ちする。



私の小さなエピソード。ある人とカフェで話していたとき、私が「最近ちょっと疲れが取れなくて」と言ったら、その人が「じゃあ今日は早めに解散しよ。無理しないで」って自然に言ってくれたんです。恋愛って、相手の優しさに気づいた瞬間、胸の奥がふわっと温かくなる。あの温度を、私は“ときめき”って呼びたいなと思いました。
3-3. 「一人は好きじゃない」を叶えるための、私の行動リスト(注意点つき)
最後に、私が実際にやっている行動をまとめます。完璧じゃないし、できない日もあります。でも、積み上げは裏切りにくいです。
行動リスト
- プロフィールは盛らずに“生活の空気”を書く(飾りすぎない)
- 会う前に期待を上げすぎない(理想のドラマを作らない)
- 会った日は「良かった点」を3つメモする(自己否定を防ぐ)
- 断られたら「縁が違った」と言葉にする(沼対策)
- 月に1回は婚活を完全オフにする(燃え尽き防止)
注意点も正直に書きます。頑張りすぎると、恋愛が“タスク”になります。タスクになると、相手の前で笑う余裕がなくなる。だから私は「頑張る日」と「休む日」をセットにしています。休む日は、部屋で好きな香りを焚いて、好きな飲み物をいれて、ただ“自分の機嫌を取り戻す”日にします。
私は、30代の恋愛で一番大事なのは“自分を雑に扱わない”ことだと思っています。相手に大切にされる前に、自分が自分を大切にする。その姿勢は、ちゃんと相手にも伝わります。だからこそ「一人で平気」な私の自尊心を守りながら、「一人は好きじゃない」私の素直さも守る。両方を持っていいし、両方があるから、長く続く関係を選べます。
【まとめ・結び】
「一人で平気、でも一人は好きじゃない」。この言葉って、矛盾じゃなくて、30代を生きる私たちの“リアル”だと思います。自立してきたからこそ、恋愛に依存したくない。だけど、自立してきたからこそ、誰かと並んで歩く温度も知りたい。どっちも欲張りじゃありません。ちゃんと人生を大切にしてる証拠です。
最後に、私が忘れられない小さな感動のエピソードを。冬の夜、仕事でくたくたになって帰った日、改札を出たところでふと温かい飲み物の匂いがして、隣のカップルが同じカフェラテを分け合っていました。眩しくて少しだけ羨ましくて、でも同時に「私もいつか」って希望が灯った。帰宅して部屋が静かでも、その希望があったから、寂しさが全部暗闇にはならなかったんです。
平気な日も、揺れる日も、どちらもあなたの大切な一部です。だから焦らなくて大丈夫。今日のあなたが守った小さな自尊心が、明日のご縁をちゃんと連れてきます。
今この記事を読んでいるあなたも、きっと同じように頑張ってきた人。だからお願いがあります。今日だけは、自分にこう言ってあげてください。「私、よくやってる」って。そこから恋は始まります。平気なあなたが、誰かと笑い合える未来を、私は本気で応援しています。










