体調・肌・メンタルが全部つながってると気づいた話

――寝不足から始まった、静かな連鎖の一日
今朝は、目覚ましが鳴る少し前に目が覚めました。
外はまだ薄暗くて、カーテン越しの光が頼りなく部屋に滲んでいる。スマホを見ると、睡眠時間はいつもより一時間以上短くて、「まあ、今日くらい大丈夫か」と、根拠のない楽観をひとつ置いて布団を出ました。
洗面所の鏡の前で顔を洗ったとき、なんとなく違和感がありました。
大きなトラブルがあるわけじゃないのに、全体的にくすんで見える。目の下の影がいつもよりはっきりしていて、肌の表面が落ち着きなく見えた。
その瞬間、心のどこかで「今日、私ちょっと危ないかも」と思ったのに、見なかったことにして仕事の準備を続けました。
誰にも言わなかった、本当のスタート地点
寝不足は、思っているより静かに始まる
昨夜、特別なことがあったわけじゃありません。
仕事が遅くなったわけでも、誰かと深夜まで連絡を取っていたわけでもない。ただ、布団に入ってから、頭の中が妙に冴えてしまって、どうでもいいことが次々と浮かんできただけ。
「このままでいいのかな」とか、
「最近、ちゃんと休めてるんだっけ」とか、
答えが出るわけでもない問いを、脳内でぐるぐる転がしているうちに、気づけば時計の針が進んでいました。
眠れなかった理由を説明しろと言われたら、たぶん説明できない。
でも、こういう夜が増えていることだけは、なんとなく自覚していました。
それでも私は、「寝不足=明日ちょっと眠いだけ」くらいの認識で済ませてしまっていた。
鏡の前で、気づかないふりをした違和感
朝の鏡って、正直です。
体調も、気分も、昨日の過ごし方も、全部まとめて映し出す。
今日の私は、いつもより少しだけ不機嫌そうな顔をしていました。
別に誰かに見せるわけでもないのに、その表情が妙に気になって、思わず眉間に力が入る。
「ほら、こうやって気にしすぎるから余計に疲れるんだよ」と、自分で自分に突っ込みを入れながらも、心の奥では小さな不安が芽を出していました。
肌の状態が悪いと、それだけで一日がうまく回らない気がしてしまう。
それが理屈じゃないと分かっていても、感情はそんなに賢くない。
ここで「今日はゆっくりしよう」と思えたら、たぶん違った一日になっていた。
でも私は、いつも通りの速度で家を出て、いつも通りの顔で電車に乗りました。
ほんの一言で、気持ちが揺れた午後
午後、仕事中に交わした何気ないやり取りがありました。
相手は悪気なんて一切なくて、むしろ事務的で、感情の乗らない一言。
それなのに、その言葉が胸の奥に引っかかって、しばらく離れなかった。
「なんでこんなことで、こんなに気になるんだろう」
そう思いながらも、頭の中では勝手に話が膨らんでいく。
普段なら流せることが、今日は流せない。
ちょっとした違和感が、どんどん感情を引きずり出して、気づけば気分は下り坂。
ここでふと、朝の鏡を思い出しました。
寝不足、肌の違和感、そしてこの情緒の揺れ。
全部が、一本の線でつながっている感じがした。
今日だけの、小さな気づき

「私、今ちょっと余裕ないな」と認めること
帰宅して、靴を脱いだ瞬間に、どっと疲れが出ました。
ソファに座ったまま動けなくなって、天井を見上げていたとき、ようやく思ったんです。
「ああ、今日は最初から余裕がなかったんだな」って。
寝不足は、体力を削るだけじゃない。
肌の調子を乱して、それを見た自分の気分を下げて、結果的に心のクッションまで薄くしてしまう。
誰かの言葉に過剰に反応してしまったのも、たぶんその延長線上。
この流れに気づいたとき、少しだけ救われた気がしました。
自分が弱いわけでも、心が狭いわけでもなくて、ただコンディションが整っていなかっただけかもしれない、と。
正直に言うと、
「こんなことで気分が左右される自分、めんどくさいな」って思った瞬間もありました。
でも同時に、
「それでも、そういう日もあるよね」と、ほんの少しだけ自分に甘くなれた。
ここで、読んでいるあなたにも、そっと伝えたい一文があります。
理由ははっきりしないのに、全部がうまくいかない日って、たしかにある。
連鎖を断ち切るために、今日は何もしない
今日の気づきは、前向きな決意とか、大きな行動につながるものじゃありません。
「明日から生活を整えよう!」なんて言うつもりもない。
ただ、今日は早く寝ようと思います。
スマホを早めに置いて、深く考えすぎないようにして。
それだけで、この連鎖が少し緩むかもしれないから。
体調と心は、別々のものじゃなくて、思っている以上に密接に影響し合っている。
それを頭で理解するより先に、今日は体感してしまった一日でした。
さて、明日の朝、鏡の前の私はどんな顔をしているんでしょうか。
それを確かめるためにも、今夜はちゃんと眠ることにします。





