血糖値を下げる効果のある菊芋を栽培する人が増えています。
最近、テレビや雑誌で血糖値を下げる効果が期待できる食べ物として紹介されることが多くなった菊芋。そんな菊芋を栽培してみようという人が増えています。
実際に道の駅などで、菊芋を購入し自宅で栽培するのです。
菊芋は、一度植えれば、放っておいても毎年芽を出しどんどん増えていきます。
日当たりの良い場所を好むので、昼間に太陽の日が降り注ぐ場所ならベランダやテラスでも構いません。
是非、菊芋の栽培に挑戦して、収穫の喜びと健康を手に入れましょう。
菊芋は、いつ植えればいいのでしょう
菊芋は、春に植え付けを行います。
順調に育てば、秋ごろから収穫ができ、翌春の3月ごろまで収穫が楽しめます。
収穫が終わり、4月にまた植え付けを行います。
収穫し忘れた菊芋や土の中にそのまま残った菊芋は、そのままにしておけば、自然に芽を出します。
菊芋は、土の栄養分を根こそぎ吸収してしまうので、プランターなどでは、連作は難しいと思います。
畑に雑草も生えないほど。栄養を吸収するとか。
プランターならば、土を新しいものにするか肥料をたっぷりと与えてください。プランターでなくても地面の場合でも肥料はたっぷりと与えてください。
菊芋をしっかりと作るのであれば、栄養のある土づくりが大切です。
菊芋栽培にチャレンジ
菊芋をプランターで栽培する場合、大きな種芋よりも小さな種芋を選ぶ方が良いです。4月ごろまでに植え付けます。
根が成長するので、少し深めのプランター(深さ30センチ以上)を選んでください。土もホームセンターなどで販売している野菜用の土でOKです。
20㎝間隔で2~3箇所にうめて、5センチほど上から土をかけます、その後たっぷりと水を与えて、植え付けは終了です。
しばらくすると芽が出てきます。芽が出てきたら種芋1個につき、2~3芽になるように間引きをします。
菊芋は、乾燥に強い反面、過湿が苦手です。植え付けの時は、たっぷりと水をあげますが、その後は、土が乾いたら、水を上げる程度で十分です。
5月頃には、このようになります。
菊芋は、土から栄養分をぐんぐん吸収しますので、植え付けた後3か月ほどした時点で、緩効性化成肥料または有機肥料を、月に1回程度根元に追肥してください。9月~10月までに3回~4回の追肥が必要です。
残暑を終えるころ菊に似た(この花が菊芋と呼ばれる所以です)花が、次々に開花します
収穫期前の8月〜10月頃には、黄色い花を咲かせるという菊芋。成長力は強く2〜3mもの高さに成長します。
菊芋の花は、摘み取って楽しむこともできる花なので、是非お部屋の中にも飾ってみてください。
花が咲くころには、背丈も高くなってきますので、支柱を立てて倒伏を防止します。
秋から冬の入り口になる頃になると、花が終わり、葉や茎が枯れていきます。
ほぼすべてが枯れたころが、いよいよ収穫時期です。
収穫しやすいように、畑の菊芋の場合、茎の根本から刈ってあげると収穫しやすくなります。
茎の外周からクワを入れ、テコの原理でクワの先を起こすようにすると楽にもちあがります。
慣れるまでに時間がかかりますが、根っこ周辺には、菊芋がゴロゴロとくっついています。
食べる分だけを収穫し、残ったものは、そのまま土の中で保存しておきます。
3月になり、全ての菊芋を収穫した時は、冷蔵庫の中でも保管ができます
根には、1個の種イモに10個ほどの菊芋ができます。
地面で栽培しているときは、取り残した菊芋は、そのままにしておいても大丈夫です。翌年また芽が出てきます。(しっかりと追肥はしておいてください。プランターの場合は、全ての菊芋を取り除き、新しい土に入れ替え、種芋を再び植えるのが良いです。
菊芋の保存方法
菊芋の弱点は、常温のままでは長期間の保存ができないことです。
一旦、土の中から掘り出してしまうと、1週間ほどで腐ったり干からびたりしてしまいます。
収穫した生の菊芋は日持ちがしない(これが原因で遠くまで運搬できずに広がりません)ので、食べる分だけ収穫するのが基本です。一度掘り起こした菊芋をもう一度土の中で保管する方法もあるようですが、土の中で放ったらかしておくと芽が出てきますよ。
土付きの菊芋を湿らせた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておくと、1ヶ月ほどは持ちます。
冷蔵庫の中と行っても3月以降になると、冷蔵庫の中でも発芽するので、美味しく食べることができるのは、冬の間だけです。
菊芋は、もともとカビが生えやすいという欠点があります。水分のところに置いておくとすぐにカビが生えてしまいます。
近くに道の駅などがなくて、菊芋を購入したくても購入できない方は、「食べチョク」のサイトで購入できます。
https://www.sakuluck.work/?p=145
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